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大学VCとして初めてのインパクトファンド 「KII3号インパクト投資事業有限責任組合」に出資

学校法人慶應義塾(東京都港区、理事長:伊藤公平、以下「慶應義塾」)は、慶應義塾の関連会社である株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下「KII」)が組成する大学発ベンチャーキャピタルとして初めてのインパクトファンド「KII3号インパクト投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)への投資を実施しました。

本ファンドは、慶應義塾と株式会社かんぽ生命(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 谷垣邦夫、以下「かんぽ生命」)が締結した「Well-Being向上とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けた連携・協力に関する覚書」に基づき、慶應義塾のベンチャーキャピタルとして大学発のディープテックスタートアップへの豊富な投資実績を持つKIIを中心に検討を進め、組成されました。

インパクト投資を通じて、アカデミア発の医療・健康領域およびデジタル・テクノロジー領域における優れた研究成果の社会実装の推進を軸とした資金循環を促し、すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会の実現を目指します。

本ファンドの概要

名称 KII3号インパクト投資事業有限責任組合
運用会社 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
投資分野 医療・健康領域、デジタル・テクノロジー領域
コンセプト 「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指し、医療・健康などの課題解決に取組む大学発スタートアップ企業にインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指します。

慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について

KIIは、シード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタル・テクノロジー社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取組むすべてのアカデミア発スタートアップに対して、研究の社会実装と社会課題の解決を支援しています。

商号 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
代表者 代表取締役社長 山岸広太郎
設立 2015年12月
事業内容 大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
URL https://www.keio-innovation.co.jp/

株式会社かんぽ生命保険について

かんぽ生命は、「いつでもそばにいる。どこにても支える。すべての人生を、守り続けたい。」という経営理念のもと、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上を目指し、ESG投資に取り組んでいます。とくに、ESG投資の重点取り組みテーマとして「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」を設定するとともに、インパクト志向の投融資を積極的に推進しています。
詳細は、下記URLよりご覧ください。
https://www.jp-life.japanpost.jp/

 

かんぽ生命と慶應義塾の覚書締結について

かんぽ生命は慶應義塾の「すべての人の健康で幸福な人生の達成に寄与する」という理念に共感し、2022年1月に国民のWell-Being向上とアカデミアを核とした資金循環の促進に向け、その実現のために必要な連携・協力を行うための覚書を締結しました。

本ファンド組成の背景

2022年よりかんぽ生命、慶應義塾、KIIの3者にて、医療・健康などの社会課題解決に取り組む大学発ベンチャーへの資金供給をコンセプトとしたインパクトファンド組成の検討を進めてきました。本ファンドは、大学発ベンチャーキャピタルとして初めてのインパクトファンドとなります。

 

詳細に関しては以下プレスリリースをご覧ください
プレスリリース全文

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