■仕事内容
【募集背景】
慶應義塾大学は特色ある学部・研究科・研究所等からなる総合大学であり、多様な分野の研究成果に対し企業との産学連携共同研究プロジェクトや大学発スタートアップなどを介した社会実装を推進しています。2022年3月にはイノベーション推進本部内のスタートアップ部門を本格稼働し、2024年春には信濃町キャンパスにインキュベーション施設の開設(予定)、矢上キャンパスでもオープンイノベーション施設の整備を進めています。課題解決から社会実装までを支援する体制の構築と、学問、特に実学の成果を「未来のコモンセンス」として成就させるエコシステムを確立する研究大学を目指し、2023年12月に慶應義塾大学が採択された、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環で、多様な分野の研究成果を活用した大学発スタートアップへの資金循環の促進に向けて、インパクト評価の実行を担う人材の研修プログラムの整備を行います。
【業務内容】
Impact Management and Measurement(IMM)に関する国内外の先進事例の調査・分析を行い、これらの事例から、大学発スタートアップに即したIMMのフレームワークについて検討し、実施可能性を検討していただきます。また、これらの調査を通して得た当該領域のIMM人材に求める要件とスキルの整理を行い、IMMの基本概念と、実践的な技術を習得する研修プログラムを設計していただきます。IMM研修プログラムの先進事例調査の実施及びそこから学びを得たプログラムの拡充、研修の円滑な運営を確保するための体制構築をお任せいたします。2025年のパイロットプログラム開始を目指します。
【受入体制】
- 所属部署:イノベーション推進本部 戦略企画室
- 勤務場所:三田キャンパス ※業務状況に応じて他キャンパスでの勤務可能性もあり
■対象となる方
【応募要件】
●必須要件
- 大学院修士課程(博士前期課程)修了、MBA、もしくはそれと同等以上の実務経験
- Impact Measurement and Management(IMM)または社会的インパクト評価分野の研究または実務経験
- プロジェクトマネジメントの経験、特に研修プログラムの企画・開発・実施経験
- 優れたコミュニケーション能力(プレゼンテーション、レポート作成、対人関係)
- 多様なステークホルダーとのコミュニケーションや協働の経験
- ビジネスレベルの英語力
●歓迎要件
- インパクト投資に関する知識
- スタートアップへの関心
- 情報を明確かつ効果的に伝えるためのレイアウトやデザインに関する優れたセンス、データを正確に分析し、視覚化する能力、そして、論理的思考を用いて内容を構成するスキル
- コンサルティングファーム、シンクタンク、調査・研究機関、教育機関での実務経験
●求める人物像
- 高い倫理観と責任感を持ち、プロジェクトが掲げるミッションを実現するという情熱をもって取り組む人物
- 自己主導で学び続ける姿勢を持ち、変化に対応できる適応力
- 信頼と誠実さを重視する姿勢
- 粘り強く最後までやり遂げることができる方
■労働条件
雇用形態 :常勤特任教員(特任准教授あるいは特任講師を想定)
契約期間 :単年度契約とし、双方の合意に基づき契約更新を行います。最長2029年3月末までです。
試用期間 :なし
就業時間 :週5日・40時間勤務
休日 :土日、祝日、年末年始、慶應義塾の定めた休日(福澤先生誕生記念日/1 月 10 日、 開校記念日/4 月 23 日)
社会保険 :健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険等完備
諸手当 :通勤交通費補助
賞与・退職手当 :なし
報酬 :700万円〜1100 万円程度 ※ご経験等に応じて相談の上決定いたします。
■選考について
- 1 次選考:書類審査(応募フォームにご提出いただいた職務経歴書および履歴書により実施)
- 2 次選考以降:面接 ※イノベーション推進本部教員等と複数回の面接を実施する予定
職種 / 募集ポジション | インパクト評価研修プログラム企画開発担当 |
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雇用形態 | 契約社員 |
給与 | 年収 700万円 〜 1100万円 |
勤務地 | 慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区) |
応募締切 | 2024年4月30日 |