知の社会実装から新たなイノベーションの循環へ
Keio Intellectual
Property
慶應義塾大学の知的資産に関する情報を掲載しています
Information
「世に新發明の事あれば之に由て人間の洪益を成すこと擧て云ふ可らず。
故に有益の物を發明したる者へは、官府より國法を以て若干の時限を定め、
其時限の間は發明に由て得る所の利潤を、獨り其發明家に付與して、
以て人心を鼓舞するの一助と爲せり。之を發明の免許(パテント)と名づく。」(福澤諭吉「西洋事情外編」1867年)
福澤諭吉は、日本に初めて特許制度を紹介しました。慶應義塾は、福澤諭吉の実学の精神を受け継ぎ、慶應義塾において創造された知財を効果的、効率的、合理的に活用していきます。
About
知的資産部門の活動を
紹介します
知的資産部門では、慶應義塾で生まれた発明等の承継決定、出願等の手続きおよび管理等の知財マネジメント及び技術移転活動、ならびに知財に関する相談対応・啓発活動を実施しています。

イノベーション推進本部に設置された、知的資産部門の部門長を議長とする知的資産実行会議において、特許登録性、技術優位性及び事業性等の観点から評価、選定を行い、実用化・技術移転の可能性の高いものを選んで特許化し、技術移転を進めています。本学における発明の特許化から技術移転までの活動の流れは、上図のようになっています。知的資産部門では、学部毎に専門性の高い知財担当者を配置しており、発明の特許化から技術移転までを、原則として最も専門性の高い担当者1名が一貫して担当していることが、本学の技術移転活動の大きな特徴となっています。担当者は、発明の詳細を把握した上で技術移転を実施できるため、きめ細かな対応が可能となっています。
Data
知的資産活動の統計情報を
紹介します
慶應義塾の知的資産活動の直近の統計情報は以下のとおりです。
特許出願および登録件数
収入を生じたライセンス件数および収入、
新規ライセンス契約件数
技術分野別の日本特許出願状況
慶應義塾の特許出願(単独出願・共同出願)の技術分野別の日本国内出願状況は右図のとおりです。
注)公開特許公報に付与された主分類(サブクラス)ごとに集計したものです。
Holding IP
保有知財の活用について
紹介します
知財等のライセンスや権利譲渡等による技術移転活動においては、慶應義塾の知財を社会実装する能力のある企業への技術移転を積極的に進めます。特に、最先端の研究成果については、技術の新規性・革新性の観点で社会実装主体としてスタートアップへの技術移転が適している場合は、技術移転先としてスタートアップを積極的に検討します。 加えて、知財等を基 にしたその他の研究活動、 たとえば、共同研究、受託研究およびコンソーシアム構築等に向けた活動も積極的に推進します。
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慶應義塾の研究から生まれた発明のうち、企業等のみなさまにご活用いただくことが可能な知財について、INPITが提供する「開放特許情報データベース」に登録しています。興味を持たれた知財がございましたら知的資産部門にお問い合わせ下さい。
Policy
知財関連のポリシー及び
規程を紹介します
慶應義塾においては、「慶應義塾知的財産ポリシー」および「慶應義塾発明取扱規程」等を制定し、これらの基本方針に基づき、発明の承継決定、出願等の手続きおよび管理等の知財マネジメント及び技術移転活動、ならびに知財に関する相談対応・啓発活動を実施しています。
Support
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